ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」

ブダペスト四重奏団(victorola/HMV/グッディーズ)1926/2/2

さすがにキツイ音だが原音を増強し聴かせられるレベルに持っていくにはノイズもそのまま大きくしてしまうしかなくて、これはSPに慣れてる人向けの復刻だ(CD-R)。板を返す繋ぎ目(空白)もなるべく削らずに少し残して、元のままの音をなるべく届けようというのは骨董録音好きなら好感を持つだろう。まあ聴きづらいが機械仕掛けのようにピンピン跳ねるファーストや計算されたようなスピードの維持、あまり甘やかなところを出さず新即物主義的傾向を示すのはのちの同名団体の傾向に繋がってゆく感じではある。しかしそれよりはよほど「音楽」志向で、力強くカンタービレを感じさせる緩徐楽章など耳に嬉しい。アメリカはドヴォルザークの室内楽でもむしろ特異な、簡潔で異国的な作品ではあるが、きほん旋律音楽、リズム音楽であり、その二点だけをキビキビやっていけばこのような溌剌とした音楽が出来上がる、というものでもあるか。
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