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ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

マルケヴィッチ指揮フィルハーモニア管弦楽団(EMI/testament)1951・CD

旧録。テスタメントは板起こしか?モノラル末期の隈取の濃い音で、ぎちぎち締め上げられたマルケのハルサイが聴ける。冒頭より木管の発音などアクの強い表現がすでに取られており、すでに阿鼻叫喚を呼んで、純管弦楽曲として当時の前衛音楽であることをしっかり意識し、リズムは重くも前進性が強く、凝縮力の強い扇情的な響きで組み立てられている。バレエとして踊る音楽の意識はないように感じられる。第一部で盛り上げ過ぎてしまい第二部は相対的に平板感が無きにしもあらずだが、録音の古さにより弱音部の音色的魅力が損なわれているのも理由のひとつかもしれない。元より英国オケ、録音オケとして最高峰なのは冒頭五分でわかるが、指示して意識させなければそつのない音になってしまうのだろう、コントラストを付けて強音部はそれなりに派手さを取り戻してはいる。終始内容には配慮され必ずしも全く筋に頓着せず交響曲的にやっているわけではないので、筋と構成を意識すれば平板感等はあまり気にならないだろう。そこは劇伴的ではあるが、それでもこれは踊るリズムではない。ボリュームあるブラスの響きは鋭さに欠け、打点はわりとぼわっとしている。でも、おそらく、扇情性の点でこれを取る「ステレオ反対派」もいるかもしれない位には聴ける。
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