ベルリオーズ:幻想交響曲

フレスティエ指揮セント・ソリ管弦楽団(GRANDSLAM他)1957/4/8-9・CD

ベートーヴェン的に抽象化された演奏。響きはフランスだがしっかり構築的に、古典的に組みあがったよくできた演奏で、ワルツの生臭さや行進曲の血なまぐささもなく、ベルリオーズの作風的な部分での拡散的傾向もきちっと整え、曲をしっかり楽しむことができるよう仕上がっている。これは復刻したくなる気もわかる。朝から晩まで何の抵抗もなく、この曲が嫌いな向きも文学的背景や伝承を無視して楽しめる演奏。オケはたとえば峡谷で角笛のやり取りをする場面など意図が伝わらない(録音のせいもあるが)、押しの弱さは否めないが基本的に過不足ない。グランドスラムは時代なりの砂ノイズこそ残るもののきわめてクリア。
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