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ラヴェル:マ・メール・ロア(ピアノ四手原曲)

ダルレ、フェヴリエ(p)(forgottenrecords)1958/6/17パリlive放送

放送エアチェックか、混信的なノイズが入る。この原曲の難しさがよく伝わってくる。ラヴェルのお気に入り(というか友人の子供という感じで可愛がった)フェヴリエは後年のような遅いテンポはとらず速いダルレにつけているが、いかんせんテンポ感や、こんな重音アリかというような響きの調和において、ズレを感じさせる。この不格好さはライヴだから仕方ないともいえるし、フェヴリエのタッチにクセが強いせいのようにも感じた。よたるというか、音圧のかけ方に偏りを感じる(Adesセッション録音集ではスピードを落としてもペルルミュテールなどにくらべ音色はともかく表現にクセは残っていたように思う、、、サイン入りLPが二束三文で出ていたなあ、CDあったから買わなかったけど)。雰囲気(音色)はギリギリというか、ラヴェルなので、繊細にするにも単純なのに工夫が強すぎて限界があり、録音状態のせいかもしれないが、強過ぎる寸前の感。妖精の園はそれでもゆったりとしているから、終わりの方はリズムも交錯しないし無茶な重音もないので、鐘の音の下で木琴のグリッサンドのように残響のないタラララをやって、拍手は普通。
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