サティ:バレエ音楽「メルキュール」

ロザンタール指揮ORTF(forgottenrecords)1961/6/6パリlive

ノイジーなモノラル録音で放送の板起こしか。ステレオ復刻だが左右が揺れる。ロザンタールらしくもなく?前進的で、生命力のある力強い表現は場面場面ではなく全体の一貫性をしっかり持たせ、重い音響(バレエ音楽で重いのもあまりよくないが)、どうも軽快なサティの管弦楽に聴こえない。この曲が人気のない所以かも知れないがサティは「慣れすぎた」。響きの奇矯さや突然の繊細さや、ゴツゴツしたデジタルな変化はかなり抑えられ、凡庸な世俗音楽の流れに少し山葵が加えられた程度の擬古典的な音楽である。セッションであればもう少し透明感と客観性を持たせた演奏をなせただろうか。最後も盛り上がって終わる凡庸性、しかしまあ断ち切り感はある。ブラヴォが飛ぶからサティとして聴かなければ良い演奏なのだろう。
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