プロコフィエフ:交響曲第5番

フレイタス・ブランコ指揮ORTF(forgottenrecords)1958/3/3パリlive放送

派手で個性的なブランコらしい演奏。オケがついていってない、そもそも練習不足のような事故(二楽章最初のほうのズレなど大事故)が頻発するが、色々主張させてインパクトの強い演奏にしようとするブランコの意志が反映され、この手垢の付いた、解釈の幅もなさそうな曲に耳を再び向けさせる面白みはある。主情的な演奏というのは久しぶりに聴く気がする。二楽章の遅さは特筆すべきか、オケのコンディションにあわせて落としたような感もある、しかしリズムの刻みのザクザクするところは激しく重く独特のスケルツォ感。四楽章もヴァイオリンがぜんぜん弾けてない、木管ソロはテンポに乗れてないのに、乱暴な指示を加えリズムは狂わせず流れは強引に響きは派手に、なかなか録音では捉えられづらいプロコフィエフ独特の変な合いの手や装飾音がばちりと聴こえてきて、立体的で内声に配慮の行き届いた、なかなかこの作曲家を理解してやっている感が清々しい。縦はズレまくり事故多発するも、何とかテンポを落としてはリズムを揃え直し、主軸をぶらさないようにはしている。ライヴということで許容できるところはある。フィナーレのある意味阿鼻叫喚ぶりは必聴。プロとして良いのか?しかし客席はブラヴォこそ飛ばないものの盛大な拍手。推して知るべし演奏。モノラルだがエアチェック盤のステレオ機器起こしのようでステレオで聴くと気持ち悪い揺れがある。ノイズなどボロボロなところもあるが、個性を評価。
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