ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容

△フリッツ・ブッシュ指揮王立ストックホルム・フィル(guild)1949/12/4live・CD

guildだし40年代録音なので極端にこもって分離が悪いのは仕方ない。にしてもこのたどたどしさは無い。とくに前半楽章がひどい。ヒンデミットの保守的で形式的な曲だから、特有の書法も論理的に織り込まれているのでアマチュアでも普通に弾けようものなのに、こんなにも縦が揃わないかといったふうで、構築的で大きなスケールのドイツ式と言うまでもいかないほど初歩的な段階で曲を理解してない、多分オケがそうなのだろうが、それにしてもひどい。単純なリズムの終楽章が(ほかも単純なのだが)やっと軍隊調にノリを出せている、けれどもそれも上手いとかいうレベルではない。同盤はモーツァルト以外は当時の現代曲で揃えているが、ベルクのコンチェルトは他のレーベルの箱物でも出ており決してブッシュが現代下手なわけではないことがわかる。不可解であり、ヒンデミットが嫌いなのかと勘ぐってしまう演奏だ。拍手はわりと盛大。
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