ベートーヴェン:交響曲第1番

クーセヴィツキー指揮ORTF(PASC)1950/6/25放送live

PRISTINE発掘音源、クーセヴィツキーのベートーヴェンシリーズで田園との組み合わせだがこちらは少なくとも初出(田園もおそらく初出とのこと)。比較的珍しいオケとのライヴではあるが、1番の記録はほかになく、最晩年記録でもあり貴重だ。レストア過剰で残響付加やノイズ除去痕が好悪わかつ復刻具合だけれども聴きやすさをとるならレンジも広く分離もなんとか聴けるレベルまで明確にしており(といっても一般的に楽しめるレベルではけしてないが)満足いくと思う。オールドスタイルのベトであり小粒な1番を想定して聴くと裏切られる。編成をしぼりモーツァルト的な軽妙さを楽しむ、ことはまったくできない。むしろ後期交響曲、7番あたりを聴くような感じで迫力とスケールの大きさにびっくり。これはもう4番以降の世界で、田園もそうなのだが、とにかく後期ロマン派的な方法論で押し通しているというか、とくに弦楽編成がでかいのは確かだと思う。その音のマスの強さで、かっちりした曲に筋肉をまとわせ、ORTFらしからぬ集中力を引き出している。音色はBSOにくらべ良く感じる。BSOなら重すぎると感じたかもしれない。機会があればどうぞ。うまいといえばうまいです。
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