ラフマニノフ:交響曲第2番

ソコロフ指揮クリーヴランド管弦楽団(PASC他)1928世界初録音盤

pristineの復刻による。ソコロフはトスカニーニやクーセヴィツキーとくらべ世代的にはそれほど古くはないが、pristineの3枚組はこれが最後の電気録音としておかれており、仔細はわからない。クリーヴランド管弦楽団の創設指揮者であり、出身はロシアだが幼少期にアメリカに移住しており血のようなものは感じない。力強い演奏ではあるがむしろ端正ですらある感じもして、スマートというとイメージ的に違うというか、この時期にしてはオールドスタイルのデロデロ解釈にも録音制約にも縛られず現代的な表現をなしており、SP特有スピード早めかと思えば3楽章はそうではないし(原盤状態のせいだろう中間楽章はやや聞きづらいが)、テンポルバートもするところはするし、そこにポルタメントはしっかり入れ、大見得を切るような表現もしているが、、、すべて醒めたところがあって、おおむね統制の厳しく取れた、今のクリーヴランド管かとすら思えるオケのアンサンブル(弦の薄さはリマスタリングでもカバーできず惜しいが乱れは少ない)に明るい音色は、20年代にしてはかなり特異な部類に入ると思う。カットはあるがクーセヴィツキーほどカットしておらず、後半長々しくて飽きてしまう私ではあるけれど、1,4楽章は楽しめた。極力ノイズを抑え聞きやすく仕立てたpristineにも拍手。
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