ドビュッシー:喜びの島(管弦楽編曲)

コッポラ指揮交響楽団(lys他)CD

ビニェスの初演もかくありなんというスピードと水際立った音の弾け方、南欧的な明るさが素晴らしい。SPでこれを実現したのはコッポラや楽団もさることながら録音・プレス側の腕も優れていたということにほかならない。冒頭からしばらくはつんのめるようなテンポ感がありSP期特有の揺らぎが気持ち悪いが、後半は気にならなくなる。いや、この高速インテンポはコッポラの短所にもなりうるのだが、この曲はこれでいいのだろう。旋法的な動きを際立たせて雰囲気音楽に持っていくには明確すぎる輪郭を持っており、やや浅くも感じさせるだけに、勢いが大切だ。この編曲もいっそ南欧風のカラッとした感じがしてファリャを少し思わせ、モリナーリの編曲としたらドビュッシーの指示も確実に入っているのだから、正しいのだろう(コッポラの編曲かもしれない)。サティと違ったストレートなシテール島への船出、楽しい航海、である。
AUTHOR: サンセバスチャン URL: DATE: 07/12/2018 12:25:08 ギーゼキングを聴きました
この曲は、ホロヴィッツを数種類、フランソワしか聴いたことがありませんでした。
リサイクルショップでギーゼキングのLP を発見、聴いてみたらホロヴィッツ顔負けの豪快な演奏にノックアウトされてしまいました。
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Re:詩情

詩情ですか!当時のわたしの印象ではまるで違います。30年近く前にCDで聴いただけなので、今の耳だとそこまで聴き取れるか、あるいは当時のCD起こしが悪質で、LPだと違うのかもしれませんね。
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